KOBA式体幹トレーニング
体幹とは体の四肢(手足)を除く部分のことを言います。所謂、インナーマッスルと呼ばれる筋肉にですね。インナーマッスルとは身体の深部にあり、姿勢の保持や関節の動きをスムーズにするなどの役割を担う筋肉です。一方、アウターマッスルと呼ばれる筋肉は、身体の表層部にあり、パワーやスピードを生み出すための筋肉です。どちらが強ければ良いというわけでは、バランスが大事になります。
体幹の衰えは腰痛や肩こりなどの原因にもなる恐れがあります。KOBA式とはもともとリハビリテーションを目的とした医学的観点から考案されているため体に優しいトレーニングであり、誰でも行うことができます。ケガ予防・ロコモ予防や美しいボディラインの形成などにも効果が期待できます。またこのトレーニングでは4つの能力を強化ですることであなたの身体を徐々に変えていきます。
1 . 柔軟性
柔軟性は身体の基本です。ストレッチを行うことにより、関節可動域も広がり、動きもスムーズになります。
さらに血液の循環が促されることで、各筋肉にパワーが伝わりやすくなり、トレーニング効果も高まります。また柔軟性が高いことでケガの予防にも繋がります。
2. 安定性
体幹部のインナーマッスルが強化されると、脊柱から骨盤が安定し、真っ直ぐな姿勢をキープできるようになります。結果として身体の軸がブレにくくなり、スポーツではボディバランスの向上、日常生活では転倒などのケガ予防に繋がります。
3 . バランス
安定した姿勢を維持するバランス力はもちろんのこと、特にスポーツでは不安定な姿勢でも「走る」「投げる」「跳ぶ」などの動作が行えないといけません。そのためには「普段使われていない筋肉をトレーニングによって呼び覚ます」ことが必要です。
4.連動性
「歩く」を例に挙げると、腸腰筋や大腿部(ふともも)、お尻の筋肉などたくさんの筋肉が連動して「歩く」動作が成立しています。一部の筋肉だけ使うと、ケガをしやすく、疲労も出やすいために、トレーニングを通じて、体幹部や下半身・上半身の連動性をつけていきます。
当院ではA・Bライセンスを持つ院長が丁寧に指導しますので、ご安心ください。